1 工作センター部門内の設備利用上の共通的な注意事項

機械を利用する時の服装は、機械に巻き込まれないように作業に適した服装とする。
履き物は革靴あるいは運動靴を使用する。できれば安全靴を着用することが望ましい。
下駄・サンダルの類は危険なので禁止する。
切削加工時には軍手を着用しない。
作業時は、防塵ガラス、または防塵メガネを使用することが望ましい。
停電時にはメインスイッチを切る。
使用機械以外のスイッチはみだりに入れたり切ったりしてはいけない。
作業終了後は、すみやかに使用した機械の手入と周辺の掃除をして退出すること。

2 個々の機械の使用上および作業上の注意事項

(1) 旋盤

a. 工作物の着脱時にはメインスイッチを切る。
b. 工作物の材質ならびに切削工具の性質を考慮して、切削条件(回転速度、切り込み、送りなど)を選定する。
c. 切削開始前に、工作物のチャッキング(取り付け)が充分なされていることを確認する。

(2) フライス盤

a. 始動後しばらくは必ず空運転すること。
b. 工作物の大きさ、形状により、カッター回転数等の切削条件(アップカッティングかダウンカッティングかを含めて)を選定する。
c. 切削開始前に、工作物の取り付けが充分なされていることを確認する。
d. NCフライス盤では、プログラムが正しく書けているか確認するため、まずZ軸上で刃物と工作物の距離を十分とって動かしてみること。
e. 大隈豊和のNCフライス盤は、既設のフライス盤に比べカッター着脱の方法が著しく異なる。

(3) 平面研削盤

a. 工作物を電磁チャックに取り付ける場合、完全に吸着していることを確認すること。
b. 研削テーブルの動作中に、テーブルストローク制御用ドッグにより、ストロークの過不足の調節をしてはいけない。
c. 20/1000mm以上の切り込みをしてはいけない。
d. 砥石の回転延長線上には立たないこと。

(4) ボール盤・ラジアルボール盤

a. 工作物の材質ならびにドリルの径に見合った切削条件を選定する。
b. 工作物の取り付けが確実に行われているか確認する。
c. 真鍮(しんちゅう)、銅、アルミ、ステンレス等に対する切削条件の選定に特に注意する。
d. ドリルの着脱は主軸の完全停止を待って確実に行う。また、ハンドルは必ず外しておくこと。

(5) コンターマシン

a. 工作物の材質、厚さ、鋸刃の幅をもとに、切削条件を選定する。
b. スイッチを START にし、クラッチを低(高)速に入れる。
c. 無断変速機のハンドルにより、目的に合った回転速度まで上げる。
d. 切断作業を行う途中で異変(鋸刃の折損、プーリーからの脱落、刃こぼれ等)があれば、ただちに機械を停止し、職員に連絡すること。
e. 工作物を円弧切削する場合は、円弧の大きさに応じて鋸刃の幅を選定し、切削すること。
f. 作業終了後は、ハンドルにより回転を下げ、クラッチを抜いてスイッチを STOP にする。

(6) 高速切断機・高速精密切断機

a. 極薄砥石の取り付けは砥石押さえで確実に取り付けること。
b. 工作物は確実に固定すること。
c. 切断砥石と工作物の位置関係を確認し、スイッチを入れる。切削液の液量と位置を調節する。
d. 切断開始後は電流計を確認し、切断機がオーバーロードにならないように速度調節ツマミにより送り速度を設定する。
e. 本体カバーを下ろして切断作業を行う。

(7) シャーリングマシン(金属切断機)

a. 切断可能な厚さは鋼材 3.2mm 、ステンレス 2.7mm が限度であり、注意すること。
b. 切断作業は充分に回転が上がり、フライホイールに慣性力がついてからにする。
c. スライド面には充分な注油を行う。
d. 切断の際は必ず工作物押さえより手前に手を引いてからフットスイッチを踏む。

(8) グラインダー

a. 研削砥石の着脱は職員が行う。
b. 砥石と工作物受けの隙間が適切( 2.5 ~ 3 mm)であることを確認すること。
c. 防塵ガラス、または防塵メガネを使用すること。
d. 砥石の側面は使用しないこと。

(9) アーク溶接・TIG溶接・MIG溶接

a. 皮手袋使用のこと(感電、火傷防止)
b. 厚手の作業服を着用すること。
c. 遮光面(紫外線防止色メガネ付き)を必ず使用すること。
d. 足カバー、まえかけを着用すること。

(10) ガス溶接・ガス切断

a. ガスボンベの元栓の開閉にはハンマー等(金属類)で打撃してはいけない。
b. アセチレンガスのボンベは立てたままで使用する。
c. 酸素ボンベの元栓には、油脂類を絶対に付着させてはいけない。
d. トーチを振り回さないこと。
e. 点火時の火傷に特に注意すること。

(11) 鍛造

a. 工作物を振り回さないこと。
b. 焼けた工作物に直接手で触らないこと。
c. 工作物をよく見て、ハンマーで叩くこと。

(12) ワイヤーカット放電加工機

a. 加工中には、電極用ワイヤーに触れないこと。
b. プログラムの実行に際して、加工タンクの扉を開けた状態で運転のスイッチを入れないこと。
c. ワイヤガイド部が工作物に当たらないようにプログラムを十分チェックすること。

このページのトップヘ