学科紹

学科長からのメッセージ

技術者の生きがい

 人間がよりよく生きるために特権として技術が与えられており,その技術の発展が,日常の生活から宇宙に至るまで果てしない夢と希望を私たちに与えてくれます。この技術的知恵は人類の発展に欠かせない最も大切な学ぶべきことの一つであり,社会に貢献できる技術者としての誇りが生まれます。また,このような知恵を学ぶことだけでなく,その知恵を獲得するための手段・方法をも学び,これらを通じて人間として磨かれることになれば,人生が豊富になります。このような観点から,技術者の道は,これから社会で活躍が期待される若い人の生きがいになると信じています。

機械システム系学科で学ぼう!(高校生の方々へ)

 機械システム系学科は,2011年4月に旧機械工学科と旧システム工学科の統合により生まれた学科です。旧機械工学科は,約50年前(1960年)に創設された工学部とともに歩んできた歴史のある学科です。また,旧システム工学科は,19年前(1996年)に創設された比較的新しい学科です。統合後,本学科は工学・技術を支える基盤となる18の教育研究分野を揃え,社会で評価された研究を展開しつつ,将来において社会をリ-ドできる優れた研究者および技術者の育成に力を注いでいます。その内容につきましては,学科の各コースのホ-ムペ-ジで紹介していますが,皆さんを受け入れる器の広さと深さを備えた学科としてご理解いただけると思います。学科の教育の特徴としては,専門の他にも創造性の開発やコミュニケ-ション能力の向上などを目的として様々な工夫を行い,これらの取り組みに関して,社会からも高い評価を得ています。これらの評価を背景として,就職希望者に対して,10倍を超える求人をいただいています。また,大学を卒業後7割以上がさらに大学院に進学し,高度な学問・技術的修練を積んで社会で期待される人材として活躍しています。総合大学としての岡山大学では,市街に近く,かつ森に囲まれた教育・研究環境の中で,学問的刺激を与える優れた教員,新しい研究・技術の掘り起こしに挑戦している大学院生に囲まれて大学生活を送ることを通して,高度な知的訓練を受けることができます。本学は,学ぶ意志に対して常に開かれた大学であり,その環境の中で工学部・機械システム系学科において学んだことの証として,何かが変わることを実感して欲しいと考えています。

産業発展に貢献(企業の方々へ)

 私たち大学が生み出す人材が社会で活躍できるようにするためには,企業と企業が求める人材との接点が大切です。この意味において,岡山大学ではインタ-ンシップを重要視しています。つきましては,本学科の学生のインターンシップに対して積極的なご支援をお願いいたします。産業を支える機械システム技術を発展させるため,本学科では18の教育研究分野があり,日々研究成果を生み出し,この新しい成果によりイノベ-ションの創成に寄与すべく努力をいたしております。企業との連携は,地域の産業発展に貢献することになりますので,大学の大きな役割として欠かせません。学科の社会貢献として,人材育成および共同研究等を積極的に進めたいと考えています。

平成27年度機械システム系学科長 有薗 育生