トピック

工学部のオンライン国際交流活動

2021215日・16日,32日(参加学生26名)
 今年度は新型コロナウイルスの問題で,毎年実施している海外短期研修「DIG」は行えませんでした。DIGとは,Dive Into Global societyの略で,「海外へ思い切って出て行って,グローバル化を身近な現象と捉え,自らの将来との関わりを考えてもらいたい」という主旨の工学部独自のプログラムです。今年度はDIGの主旨を生かしつつ,オンラインによる国際交流活動を二部構成で企画しました。第一部では、「英語でのコミュニケーションに必要な基礎力の修得」,第二部では,「英語でのコミュニケーション力の確認」としています。第一部と第二部の間は,約2週間あいています。これは,学習したコミュニケーションスキルなどを各自で復習し,第二部で生かしてもらうための準備時間です。第二部では,2つのプログラムを用意しました。台湾とシンガポール学生との活動です。台湾学生との交流では,第一部で学んだことを確認し,英語環境に慣れてもらうことを目的としました。次に,本学学生が台湾プログラムで英語モードになっている状態で,英語を母国語とするシンガポール学生と交流させました。本学学生には,これらのプログラムをとおし,英語でのコミュニケーションに対する自信と,グローバル化に対する意識を高めてもらえればと考えています。各プログラムの詳細は以下のとおりです。
 まず,第一部では,2日間(2/1516)の短期語学研修を行いました。この短期語学研修は,毎年,本学L-Caféと共同で実施しており,今年で3年目になります。ここではプレゼンテーションやディスカッションのスキルを高めてもらうことを目的としました。研修後のアンケートでは,約9割の参加学生が満足しました。また,学生から「人とコミュニケーションをとることに自信が持てた」,「素早く英語で話す能力がついた」,「積極的に会話に参加するスキルがついた」などのコメントがありました。
 第二部・前半では,まず英語による自己紹介をしてもらい,その後,台湾 長庚大学の学生らと最新の研究技術を学びました。研究内容は,長庚大学と本学の教員が4名ずつ,英語により,説明しました。発表後の質疑応答では,本学の学生からは,積極的な質問がいくつかあり,語学研修の成果がうかがえました。
 後半では,シンガポール国立大学の学生らとのグループワークです。1グループは,4名と少人数(本学とシンガポール2名ずつ)で構成し,文化の違いやSDGsについて活発な議論を行いました。本学の学生は,英語を母国語とするシンガポールの学生にも物怖じすることなく,上手にコミュニケーションをとっていました。アンケートによると,多くの学生は,「滅多にない海外の学生との議論に,大きな刺激になった」とコメントがありました。また7割程度の学生は,「英語でのコミュニケーションに自信を持てた」と回答しました。このアンケート結果より,オンラインでも,グローバル化に必要な教育は可能と考えています。
 最後に,本プログラムには,近畿日本ツーリスト関係者,長庚大学 李 健峰 教授,山口大学 植村 隆 准教授,李 蘭迪 様,呉 紹華 様に多大なご協力をいただきました。

(21.03.09)