トピック

標的治療技術と創薬の研究

◆ 産学連携プロジェクト
◆ 教授 妹尾 昌治
 肝炎ウイルス粒子を遺伝子組換えで作成しヒト肝臓細胞を特異的に標的するナノカプセルとして応用する技術(バイオビジネスコンペJAPAN優秀賞、2005年)を開発し、大学発ベンチャー(株)ビークルの設立に貢献しました。また、制がん剤シスプラチンを効率良くリポソームに封入する技術を考案するとともに、腫瘍部分に新生する血管内皮細胞を特異的に標的するドラッグデリバリーシステムを開発し、片山化学工業(株)R&Dセンターの開設に大きく貢献しています(化学工業日報2010年4月8日付)。
 さらに、細胞の表面にある標的分子を特定する独自技術が、DNAマイクロアレイの解析に有力な技術として脚光を浴び始めています。これは2005~2006年度の地域新生コンソーシアム研究開発事業(経済産業省)に採択された研究の成果で、球面自己組織化マップの技術を持つ大学発ベンチャー(有)SOMジャパンとの共同研究の成果です。

(11.03.16)